高校中退からフリーランスを目指すようになるまで

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今回もブログのタイトルである高校中退からフリーランスエンジニアを目指すようになったきっかけと経歴の全2回の後編を書いていきます。

 

 

僕は高卒認定を取得し丁度2年生の終わりで高校を中退しました。

そして1年間は予備校の自習室に通い、勉強をし続ける実質浪人生のような生活になりました。

 

しかし…最初の1ヶ月は毎日8~10時間くらい勉強し、成績も良く伸びたのですが

次の月には一気に勉強時間が減り、夏が始まるころには1日3時間程度しかしなくなりました…

そして秋を迎えるころには勉強しない日すらあるようになり、学力は伸びないどころか落ち始めていました。

12月の願書を出す頃には"これは落ちるな"と確信をしていた(諦めきっていた)程です。

1月とかは1ヶ月まるごと勉強しなかった気がします

2月、3月くらいに少しくらい落ちた学力を取り戻そうとして最後の足掻きで少し勉強を再開しましたが、沼に頭のてっぺんまで浸かっていたので何の意味も無いまま受けて落ちました

 

"落ちたら死んでやる"というくらいの覚悟をもって高1の時に受験を始め、現役合格を目指していたので受験前に落ちるのがわかっていても、とてもショックでしばらくは何もする気が起きませんでした…

 

その後一度は再受験をしようと浪人生として勉強を再開しましたが、実質1年間宅浪をしていて成績が伸びなかったどころか後半には成績が落ちたのを思い出し、踏ん張れる程の情熱や忍耐力も既に無く、結局2週間くらいで浪人生活は終了し、心が完全に折れました。

 

そこから1年くらいは何をやっていたのかあまり覚えてませんが、1日中ボーッとしていたと思います。

僕はこの時、死ぬ運命が来るまでは自分はもう一生惨めな思いをしながら生きていくしか無いのだなと思い、日々を無為に過ごしていました…

学習性無気力感ってやつですね

 

そんな中でも実家の恵まれた環境の中では1日が過ぎるのは暇で、なんとか暇を潰せないかと色んな趣味を見つけてはすぐに飽きて、取っ替え引っ替え新しいのを見つけやっていました。

お絵かき、音楽鑑賞、チェス、将棋、ゲーム、読書、映画などです(ここにあげた趣味はほとんどお金のかからないものばかり)

この時自分はとても怠惰な人間で何一つ続かず、続かないということはこの世で最も価値が低いことと考えていました。

 

しかし月々変わる趣味の中でも唯一続いていたのが音楽鑑賞で、その内に自分も音楽を作りたいと思うようになり、アルバイトをして貯めた10万円を中古の自作PCと周辺機器+作曲ソフトに費やし作曲を始めました。

すると昔は音感が無いと何も出来ないと思っていたのですが、色々なことを調べる内に音楽理論による体系的な作曲方法を知ることになり、音感が無くても作品の質を問わなければ作曲が出来るようになりました。

そして作曲自体は毎日楽しんでやる事が出来、とても充実した日々でした。

 

この時中学校の時に美術で作品を作ることで味わった充実感を思い出し、続ける事を目的とせずに"純粋にそれ自体を楽しめる事は続くんだ"と感じ、同時に物を生み出すという事に至上の達成感・喜びを感じました

 

しかしそんな日々も長くは続かず、今度は将来の不安が頭の中で日々大きくなり、"何とかしてお金を稼がないと"という焦りの中純粋に楽しめなくなってしまいました。

しかし普通に就職するのではいくら好きな趣味があっても、ショボい人生を送るのは完全に目に見えていたので"それは絶対に嫌だ"と思い、探し当てたのがプログラミング業界です。

以前はプログラミングはすごく専門的な職業のイメージであまり興味が無かったのですが、プログラミングの世界では高収入、人材不足、学歴不問、先進的技術、そしてクリエイティブなどのキーワードが飛び交っていてとても興味が惹きつけられました。

そして調べた結果

  • リモートワークOK→空間的制約に囚われない
  • (営業等とは違って)必ず制作物がある→作品として結果を残す事が出来る

などの理由から"これは自分にピッタリだ"と思いフリーランスエンジニアを目指す事に決めました!

(以上を思ったのが2ヶ月前くらいです)

 

長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました😊